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音のファイルを1つも使わずに、曲を鳴らす

『しなしなガン』では、音のファイル(mp3など)を1つも使っていません。曲も効果音も、遊んでいるその場でブラウザに音を作らせて鳴らしています。

なぜファイルを使わないのか

このサイトのゲームは、1つのHTMLファイルだけで動くように作っています。リンクを開いたらすぐ遊べるようにしたいからです。音のファイルを使うと、そのぶん読みこみが重くなり、ファイルの数も増えます。音をその場で作れば、ゲームは1つのファイルのままで、すぐに音も鳴らせます。

もう1つの理由は、見た目との相性です。『しなしなガン』はおもちゃ・絵本のような見た目なので、ピコピコした少し単純な音の方が、むしろ合っていました。

曲は3つ

  • メニューの曲:ゆっくり(1分に84拍)で、ドラムなし。静かめ
  • 夜の曲:少し速く(1分に96拍)、ドラムあり
  • ボスの曲:速い(1分に122拍)。ボスが出てきたら、この曲に切りかわります

夜が明けた時と、やられてしまった時は、曲が止まります。曲が止まると、それだけで「終わった」ことが伝わります。

テンポをずらさない工夫

その場で音を作る時に困るのが、ゲームが重くなった瞬間に、曲のテンポがよれてしまうことです。そこで、少し先(0.15秒ぶん)までの音を、前もって予約しておく作りにしました。予約の確認は短い間かくで何度も行うので、少し重くなっても曲がずれにくくなります。

効果音のこと

効果音も、ぜんぶその場で作っています。気に入っているのは、水がゾンビに当たった時の音です。続けて当てるほど、少しずつ音が高くなります。5回続けて当てるごとに、短いファンファーレも鳴ります。音が上がっていくと、うまく当て続けているのが耳でも分かるので、狙うのが楽しくなりました。

ほかにも、弱そうな「ぽすぽす」という発射の音、銃口のため息、居眠りのいびきなど、やる気のなさを伝える音も、同じように作っています。

本物の楽器のような音は作れませんが、ファイルを増やさずに「そのゲームらしい音」を出せるのは、小さなゲームにはとても向いていると感じています。

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